オートモビルカウンシル2024の感想と、私が撮った写真を載せます。
イベント概要
オートモビルカウンシル(Automobile Council)は、千葉県の幕張メッセで開催されるクラシックカーや自動車文化に特化していて、自動車文化を深く理解し、継承していくことを目的として開催されるイベントです。
最終日の会場には、各メーカーやディーラーが厳選した珠玉の車両が並び、来場者を魅了していました。
入場料は大人5,000円、学生は2,000円程となっている。自動車文化の継承という意味でも、若い世代への価格的な配慮は素晴らしいと感じました。
会場到着まで
幕張メッセでの開催ということで、車、電車ともにアクセスは比較的容易だと思います。しかし、展示されている国際展示場までの距離が結構遠いです。
特に帰りは疲れも重なり、この距離が少し堪えました。とはいえ、これは会場の立地上の制約であり、展示会自体の魅力を損なうものではありません。
展示会場の魅力
会場内に足を踏み入れて最初に目に入ったのは、各社が誇りを持って展示する選りすぐりの車両たち。通常のモーターショーとは異なり、歴史的価値の高い車両や、特別なストーリーを持つ車両が中心です。


特筆すべきは、一部の展示車両が試乗可能だということ。売れ筋ではない車両でも、展示会スタッフに声をかければ、乗車させていただける機会があります。
また、会場入口付近には自動車関連の雑誌「カーグラフィック」のブースや、キーホルダーなどのグッズ販売、軽食を提供する店舗も。車両展示だけでなく、自動車文化を多角的に楽しめる工夫が施されていました。
イベントならではの体験
東京オートサロンと比較して特筆すべきは、その快適な観覧環境です。コンパニオンが車両の前で写真撮影に応じる光景もなく、人混みに阻まれることもありません。
車両そのものに焦点を当てた展示構成により、純粋に自動車を愛する人々が、存分に車両を観察し、その魅力を堪能できる空間が作られていました。
印象に残った出来事
展示の質の高さゆえに、一部気になった点もあります。とある展示車両から漂う強いカビ臭さは、周囲の展示車両の鑑賞にも影響を及ぼすほどでした。歴史的な車両とはいえ、展示車両としての最低限のケアは必要だったかもしれません。
一方で、イベント終了後に見られた光景は印象的でした。展示車両の一部が自走でキャリアカーまで移動する様子は、思いがけない特別なショーとなり、近くの歩道で見守る人々の目を楽しませていました。
まとめ
オートモビル・カウンシル2024は、自動車そのものの魅力を深く味わえるイベントでした。会場の広さと展示内容のバランスが絶妙で、ゆったりと展示を楽しめる環境は、真の車好きにとって理想的です。
東京オートサロンとはまた異なる魅力を持つこのイベントは、自動車文化により深く触れたい方に特にお勧めできる展示イベントです。